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笑う門には福来る!!



ママと赤ちゃんの癒しの専門家

頑張るママのこころを満たすオアシスルーム ぷにちゅちゅのまゆ先生です。



人間関係において笑顔は大切ですが、家庭における笑顔も親子関係を築く上では非常に重要です。

親が笑顔で過ごしていれば子どもは安心し、安定した精神でのびのびと育つことができるからです。





笑顔が子どもにあたえるメリット

①精神を安定させる

笑顔は心に対し安心する効果をもたらすことが分かっています。
人間の自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、ストレスを感じ続けると交感神経が優位になり、イライラしたり眠りにくくなったりします。

笑いによって副交感神経が優位になると、交感神経の働きが弱まるため、イライラが解消されてリラックスでき、精神的に安定した状態になります。

②睡眠の質が上がる

ストレスによって優位になる交感神経には人を興奮させ、血圧を上げたり心拍数を増加させたりする働きがあります。
しかし笑いによって副交感神経が交感神経より優位に働くと、心拍数が遅くなると共に血圧が下がり、脳の興奮も静まってリラックスし眠くなります。

つまり寝る前に笑うことによって心や体の緊張がほぐれ、寝つきがよくなり、質のよい睡眠をとることができるのです。

「寝る子は育つ」ということわざがある通り、子どもは寝ている間に脳から成長ホルモンを分泌させており、このホルモンは脳や骨、筋肉の成長に欠かせないものです。
また子どもの睡眠時間が不足すると、肥満や生活習慣病、うつ病などの発症率が高くなるということも分かっています。


笑いによって良い睡眠をとることで、脳や身体の発育がスムーズになるだけでなく、将来の病気を予防することもできるなんて、すごいと思いませんか!?

③粘り強く取り組めるようになる

「ランナーズハイ」という言葉を聞いたことがありますか?
マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚する作用のことを言います。

ランナーズハイが起こる原因として、脳内の神経伝達物質の一つであるエンドルフィンが分泌されることが挙げられています。
エンドルフィンは人間に幸福感をもたらす作用があり、その役割から脳内麻薬と呼ばれることもあります。
マラソンのような有酸素運動のほか、辛い物を食べたり、好きなものを好きなだけ食べたり、笑ったりした時に多く分泌されます。

つまり、笑うと心が幸せになるということが言えるのです。

心が満足していれば精神的にも安定するので、物事がうまくいかなくても些細なことでは諦めなくなります。
また、イライラもしにくくなるため、失敗しても落ち着いて様々な方法を考えることができ、一つのことについて粘り強く取り組めるようになります。

失敗は怖いものという意識がなくなり、何事にも挑戦してみようという心が育ちます。

④免疫力が上がる

人間の体内にはナチュラルキラー細胞(NK細胞)というものがあります。
ウイルスに感染した細胞やがん細胞を排除する役目をしています。

人は笑うことにより、このナチュラルキラー細胞を活性化させることができます。

笑うことでナチュラルキラー細胞を増やすことができれば、ウイスル性疾患にかかりにくくなる効果も期待できます。
病は気からという言葉があるように、笑うことでポジティブになり、免疫力が上がるのです。

⑤人間関係が良好になる

笑っている人を見て自然と顔がほころんだり、つられて笑ったりしたことはありませんか?

人には表情同調というものがあり、表情を写真や動画で見ただけで顔の筋肉が同じように活動をしようとします。
この表情同調は、相手が親しい間柄であるほど強くなることが研究で明らかになっています。

家族が笑っていれば子どもも自然に笑顔になります。
そして、子どもが笑顔であれば、周りの人も同調して笑顔になり、よい人間関係が築けるようになります。

大人同士の人間関係においても、怒った顔をしている人よりも笑顔の人のほうに自然と人が集まるものです。
笑顔は人間関係を良好にする最大の武器です。

ママが子どもを笑顔にする

親が笑顔だと子供はつられて自然と笑顔になります。

①3歳までにできるだけ笑顔を引き出す

子どもの脳の成長期は0~3歳。この時期に脳の土台をより強いものにするためには、喜びの感情を多く持つことが有効とされます。
つまり、まずはこの時期に、子どもがたくさん笑える環境づくりをするのが重要です。

子どもが声を発したとき、または親を見ながら何か行動をしたとき、親がニコニコ応答することで、「反応してくれた。嬉しい!」とプラスの感性が働き、子どもは笑顔になります。この「うれしい・楽しい・快い・おもしろい」などのプラスの感情を引き出すべく、親はできる限り子どもの声や行動に笑顔でこたえてあげましょう。

②前向きな言葉かけが子どもを笑顔にする

気をつけたいのは、ネガティブな感情ほど伝染しやすいとということです。
子どもにかける言葉は、意識的にポジティブを心がけてください。
たとえば、ただ「がんばってね」ではなく、「楽しみだね!お母さんも楽しみで仕方ないよ」など、楽しいイメージを先行させる言葉で子どもの気持ちを緩め、笑顔を引き出してあげましょう。

③たくさんの「発見と気づき体験」をさせる

子どもの脳は、新しい発見や気づきに喜びを感じます。子どもの目がキラキラと輝いて嬉しそう……そんなとき、ありますよね? 
子どもの好奇心を育てるためにも、興味が湧いたことを自由にできるだけたくさん体験させてあげましょう。
体験の幅を広げるために、親の趣味を子どもと一緒に楽しむのもいいですね。プラス体験で脳もどんどん育まれるはずです。

逆に「危ない!」「汚れちゃうからダメ」などと、夢中になっている遊びを中断させられてしまうと、脳はマイナスの感情を持ってしまいます。
子どもの発見や気づきを遮ってしまわないように、親は安全な遊び場を確保することに気を配りましょう。

まとめ

笑顔には、すごいパワーがあります。
自分が幸せになるだけではなくて、周りの人も幸せにしてくれます。

そして、親子の関係をよくしてくれるものです。同じものを見て笑うという感情を共有することも心の成長のためにはとても大切です。楽しい体験をできるだけたくさん共有し、笑顔を心がけましょう。子どもの笑顔のためにも、子どもの能力を伸ばすためにも、親はなるべく笑顔でいたいものですね。
「お母さんの笑顔」には子どもの能力を伸ばす力があるのだそうです。

そのためには、ママが笑顔でいられる生活が大切だと思います。
ママだからと自分を犠牲にした選択をしてほしくないと思います。

この記事や私のお教室に参加することで、ママの気持ちが満たされることを願っています。