LOADING

コンテンツ CONTENTS

産後すぐから始まる、赤ちゃんとの日々。今までの生活とは違い、赤ちゃん中心の生活に代わっていきます。思った以上に「寝ない!」。背中スイッチが発動して、長時間の抱っこをしないと泣いてしまう・・。
楽しいはずの赤ちゃんとの毎日が、「思っていた以上に辛い」と感じてしまっているママにこそ知ってほしい!

そうならないためにも、妊娠中から知っててほしい!

それが「おくるみタッチケア」です。ママ・パパの助けになります。

ここで気を付けてもらいたいのが、ただ赤ちゃんをおくるみで巻くだけではなく、赤ちゃんの体のつくりを理解したうえでしてほしいです。ぷにちゅちゅのお教室では、安全に赤ちゃんと触れ合うポイントをしっかりとお伝えしているので安心してください。

おくるみタッチケアって聞いたことありますか?

おくるみタッチケアってなかなか耳にしないと思います。
私もこの資格を取るまでは、聞いたことがありません。産科ナースとして長年働いていたのに。笑

そもそも、おくるみのことをを重要視をしていませんでした。
出産準備品としてある「おくるみ」。みなさんは、なぜ必要なのか知っていますか?
ほとんどの人が、おくるみの使い方をしらないと思います。
私も使い方をわかっていませんでした。だから、とても損をしていました。

おくるみを使って、赤ちゃんにとって心地の良い環境であるお腹の中にいたときのことを思い出すことで、赤ちゃんが安心して眠れます。そして、ママ・パパからのタッチケアで愛情と安心感を赤ちゃんへ伝えることができます。

背中スイッチとは?

背中スイッチを体験したことがありますか?
私は2人目の時に体験して、とても苦労しました。

背中スイッチとは、抱っこで眠った赤ちゃんをベッドや布団に下ろしたとたんに、まるで背中にスイッチでもあるかのように泣き出してしまうことです。

この背中スイッチは本当にパパやママを悩ませる事件なんです。
寝かしつけるだけでも大変なのに、やっと寝たと思い、布団やベッドに置こうとしたら、「ギャー」という掛け声によって、
「抱っこ→寝る→布団に寝かせる→背中スイッチ発動」のエンドレスになります。


これを何度も繰り返されると、ママやパパは辛くて、かわいい我が子にイライラしてしまいます!
とはいえ、赤ちゃんもママたちを困らせたいわけではないのです。

背中スイッチ発動にも理由がちゃんとあります。

背中スイッチの原因と理由

・背中スイッチの原因は
①体勢の変化などによる刺激
②赤ちゃんはレム睡眠が長い
③抱っこと布団やベッドとの温度差 などです。


・背中スイッチの理由
①赤ちゃんの安心する体勢は「Cカーブ」です。布団に仰向けで寝かせられると背中が伸びてしまうため、この姿勢の変化が赤ちゃんへの刺激  になって、泣いてしまいます。
②赤ちゃんはまだ睡眠のリズムが整っておらず、深い熟睡であるノンレム睡眠と、浅い眠りであるレム睡眠の割合が大人とは異なります。赤ちゃんの場合、レム睡眠の時間が長いことが特徴です。眠りが浅い状態が長く続くので、ちょっとした刺激に過敏に反応しやすいといわれています。
③抱っこされていた温かさがなくなり、ひんやりした布団との温度差を感じて起きてしまいます。

背中スイッチを発動させない方法

・布団を温めておく

お布団に下ろされたとき、体勢が変わるだけでなく、ヒヤッと冷たい感触に驚いて泣いてしまう赤ちゃんもいるかもしれません。
秋冬は、あらかじめタオルに包んだ湯たんぽなどで布団を人肌に温めておき、赤ちゃんをおろす前に湯たんぽを取り除いてから寝かせてあげると良いと思います。

そして、おすすめしたいのが「おくるみタッチケア」です。

・おくるみタッチケア
おくるみで赤ちゃんを包むことで、安心できる姿勢のCカーブを作り、モロー反射を防ぎます。そして、ママ・パパの手でタッチケアをすることで赤ちゃんが寝てくれます。

おわりに

赤ちゃんを抱っこして寝かしつけ、下ろそうとしては泣いてまた抱っこ…の繰り返しだと、抱っこする人も休めないですし、赤ちゃんのお昼寝中にたまった家事を片付けることもできないので辛いですよね。
いつかはぐっすり眠るようになる…とはいえ、やっぱり0歳児の子育ては大変。
ママやパパの心と身体が疲弊してしまいますよね。


少しでも「背中スイッチ」を始動させずスムーズに寝かしつけができるよう、おくるみタッチケアは本当にオススメです。
この記事で紹介した対策を取り入れながら、家族で協力し合って乗り越えていきましょう。