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ママと赤ちゃんの癒しの専門家

頑張るママのこころを満たすオアシスルーム ぷにちゅちゅのまゆ先生です。

幸せホルモンって聞いたことがありますか?

現代社会はストレス社会と呼ばれています。心身ともに疲れている方は多いです。そんな社会だからこそ、幸せホルモンを分泌させて気持ちを満たすことが大事です。

ここでは、幸せホルモンの「オキシトシン」について紹介します。

幸せホルモンとは

幸せホルモンとは、私たちの脳内で分泌されるホルモンのことです。
脳内で出されることで幸福感を味わったり満足感を味わえたりするので幸せホルモンと呼ばれます。
ここでは、幸せホルモンの「オキシトシン」について紹介します。

オキシトシンとは

オキシトシンは、愛情ホルモンです。
そして、オキシトシンは赤ちゃんが乳頭を吸引する刺激によって分泌が促進されます。すなわち、ママの母乳を出すためのホルモンです。

オキシトシンの効果

オキシトシンの効果を知れば、ママにとって必要なホルモンだとわかってもらえると思います。

①幸せな気分になる

オキシトシンは “愛情ホルモン” とも呼ばれる物質です。
他者への愛情や信頼感を形成したり、心に安らぎをもたらしたりと、愛情・愛着に関連したさまざまな効果があります。

親しい人と触れ合ったり、かわいい動物を見たりしたときの「癒やされる~」という感覚は、オキシトシンの作用です。ストレスがたまっているときはオキシトシンを分泌させ、心を癒やしましょう。
だから、ベビーマッサージをすることでオキシトシンが分泌されて親子の絆が深まるのです。

②他者を信頼する気持ちが高まる

オキシトシンが分泌されるとストレスや不安、痛みなどが緩和され目の前の事に集中できるようになる他者への信頼度も高くなるということが明らかになっています。
オキシトシン濃度が高い人ほど、他者への信頼度も高くなるということが明らかになっています。そして、記憶力の向上にもつながります。

家族の中でも良好な人間関係を築くためには、お互いの信頼関係が必須です。オキシトシンはママやパパ、そして赤ちゃん全員が互いを信頼できるために必要なホルモンです。

③ポジティプになる

オキシトシンにはストレスを軽減させ、不安や心配を緩和させる働きがあります。ストレスや不安から解放され心身がリラックスした状態となり、結果としてポジティブになり前向きになりやすくなると考えられています。

育児をしていると、どうしても自分を責めてしまいネガティブ思考になりやすいです。だからこそ、オキシトシンを分泌させることでポジティブになって育児を楽しむことが、赤ちゃんの成長にもいい刺激を与えます。

オキシトシンの増やし方

オキシトシンを分泌させるためには、特別なことはありません。
少しずつでいいので、試してもらいたいです。

①スキンシップ

信頼関係が成り立っている相手やペットとのスキンシップは、オキシトシンの分泌には大変有効だと言われています。
オキシトシンは肌と肌が直接触れ合うことで、よりたくさん分泌されることが明らかとなっています。
ママやパパが赤ちゃんを優しく抱っこしてあげましょう。話しかける声や笑っている表情、そして肌と肌との触れ合いが、赤ちゃんのオキシトシン分泌を促してくれるはずですよ。


【スキンシップを受けた子は自立心が高まる】
たくさんスキンシップを受けた子供は、自分への愛情をしっかりと感じて自立心が高まり、愛情深くなります。
おもいっきり甘えられた、たくさん抱きしめてもらえた、という経験を持つ子供のほうが 大人になって「自立心」が高くなることがわかっています。

自分は愛される存在なんだ。自分はここにいていい存在なんだ。自分は受け入れてもらえる存在なんだ。
ということを肌でしっかり感じ取ったことがベースとなり、安心して飛び立てる大人になっていきますよ。


【スキンシップが少ない子供は精神的に不安定になることも…】
逆に、精神的に不安定な子供(大人も)は小さなころに親からのスキンシップが少なかったという分析もあります。オキシトシン不足ということです。
「パパママからもっと愛されたかったのに……」という愛情不足を感じたことがベースとなり、
「もっと僕をかまって!もっと僕を叱って!」と、悪いことをして自分に注目してもらえるような行動をとることもあるようです。

親子も、夫婦も、恋人同士も、スキンシップが多いほど絆も深く、心身ともに健康でいられます。

②人との交流・会話を楽しむ(目と目を合わせる)

「久しぶりに友達と女子会をしてスッキリした」「恋人と話して癒やされた」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。そういったときもオキシトシンが分泌されています。
そして、目と目を合わせて会話をするだけでも、オキシトシンは分泌されるんですよ。

③香りを楽しむ

好きな香水やアロマなどの香りを嗅いでリラックスすると、オキシトシンが分泌されることもわかっています。

オキシトシンが不足すると…

不安感にが強くなりうつ病や不安症をおこしたり。愛着障害、対人コミュニケーション障害やストレスへの過剰反応を起こしてしまいます。

まとめ

オキシトシンは幸せホルモンとも呼ばれており、親子の愛情形成に大きく役立つものです。幸せな気持ちになったり、ストレスを軽減させたりと、うれしい効果がたくさんあります。
また記憶力向上にも効果があるため、まだ小さい赤ちゃんにとっても将来役立つホルモンといえるでしょう。

この記事をみて、ベビーマッサージをおこなうことでオキシトシンが分泌されることが分かっていただけましたか?
ベビーマッサージを通してママやパパが我が子に関わることで、オキシトシンは相互に作用します。
意図的に増やすことができるので、ぜひ自宅でも日常的にベビーマッサージをしてみてください。

ぷにちゅちゅのお教室で、ベビーマッサージの良さを感じてください。